第2巻 旅行の英会話のレビューです。
第1巻と同じようにスクリプトブックがついていますので、日本語訳が邪魔だと感じる方はスクリプトで確認してもいいでしょう。
「第2巻 旅行の英会話」CDは「英語 ⇒ 日本語(55分)」順に流れるものと、「英語のみ(17分)」の2枚です。
内容
・機内で
・空港で
・ホテルで
・外食
・観光
・通りで
・郵便局
・買い物
・バッグの紛失を届ける
・病気になる
海外旅行がきっかけで英語に興味を持った方、海外旅行向けに英語フレーズを覚えたい人にはテンションの上がる内容なのかもしれません。
内容的には、あなたのご想像通り一般的に旅行で使えそうな英語フレーズが詰まっている訳ですが、私が聞いた感想としては、かなり簡単な英語を使っていると感じました。
これはいい傾向!!
英語フレーズと言ってもいろいろな言い方があるので、ネイティブが実際に使ってるフレーズであれば何を使ってもいいというのが私の考えなのですが、よくある「トラベル英会話」のフレーズ本に載っている内容と比べると、かなりシンプルな表現が多い気がします。
※あくまでも私の個人的な感想です。
おそらく、同じような表現を、いろんな言い方で表現したいという思いと、やはり初心者が覚えやすいようなフレーズに絞っているのだと思います。
どの会話もそのへんのサイトや、書籍で簡単に手に入る表現ばかりなので、旅行用の英会話をスピードラーニングで聞く必要もないのかなあということも言えてしまうのですが。
旅行で使いそうな会話に厳選されているといえば、そうなのですが、このCDだけ聞けばカバーできるといえるほどのフレーズは詰まっていませんので、海外旅行で使うフレーズを覚えるなら専用のCDを購入したほうがいいですね。
ただ、スピードラーニングはたまたま第2巻のお題が「旅行の英会話」というだけなので、英会話のトレーニングだと割り切って聞くのがいいでしょう。
スピードラーニングはどうやら2、3巻と聞いていくと難易度が上がっていくような収録のしかたをしていないようですので、スピードも1巻と変わりませんし、短く区切られているので、私のように初級を一気に購入した場合は何巻から始めても問題なさそうです。
私の場合は、あまり短く区切らずに「1文すべて」のほうが聞き取りやすいですが、英語を勉強し始めたばかりのころを思い出すと・・・・かなり短く区切って何回も何回もポーズボタンを押しながら聞き取ってディクテーションをしていましたので、これがいいのかもしれません。
例えば入国の場面で
right 右
look at the camera カメラをみて
みたいな感じで区切られている場面があるのですが、英文が全部この短さなら簡単なんですけどね。
あらすじに関しては、詳しく説明してくれているブログなどがたくさんあるので検索してみてください!
私はこの「第2巻 旅行の英会話」は、簡単すぎて2回聞いて飽きてしまいましたが、また一ヶ月間は毎日聞き流すことにします。
レベル的には中学英語で十分な内容ですので、はっきり言ってフレーズの学習にはならない感じがしますがこの教材はリスニングが主な目的だと思うので、まあいいでしょう。
あっそれと、一応伝えておきますが、BGMは1巻とは変わっています。
なんと言う曲かは分かりませんが、こちらの方が眠くならない気がします。
Vol.2 ENGLISH FOR TRAVELERS <English Only>
第2巻のイングリッシュオンリーは、全部で17分です。
このぐらいの時間なら、通勤時間や何かをしているときに聞いても1日5、6回は聞けるでしょう。
1巻のレビューでも同じようなことを言ったと思うのですが・・・
さて、聞いてみた感想ですが、やはり聞き取りやすいと言う印象が強いです。
スピードラーニングのイングリッシュオンリーCDは、ネイティブが話すナチュラルスピードが収録されているということで、確かに「英語 ⇒ 日本語(55分)」よりも話す速度は上がっていることは間違いないのですが、かなり聞き取りやすいです。
英文と英文の「間」は短いので、なんだか慌ただしく感じるのですが、肝心の英文はかなり聞き取りやすいです。
間が短いのは少しでも早く聞き終わることが出来るように、または少しでも収録時間を短くして、少しでも多くの回数を聞けるようにという配慮なのかなあと言う深読みも。
やたらと聞き取りやすいということに関してはナチュラルスピードよりも明らかに遅いからですが、滑舌も良いですし学習向けの素材だなと感じます。
私がネイティブやバイリンガルと話すときには、よく「フェイクナチュラル」という言葉を耳にするのですが、それに近いのかもしれません。
ちなみに、フェイクナチュラルとは実際に使われてる言葉ではなく、知り合いの英語講師の間で使われている「造語」です。
英語初心者に聞き取れたという感覚と自信を植え付けるために、実際のナチュラルスピードよりも少し速度を落としたぐらいのあいまいの速度のことをそう呼んでいるそうです。
あくまでも、その人たちの感覚であり、何%スピードを落とすなどの明確な基準は無いそうです。
ネイティブの英語講師も、実際の授業では日本人向けに少し速度を緩めているということですね。
その人たちの話を聞くとかなりアバウトですが・・・・
ま、いずれにしても、このスピードにも意図があると思いますので、このまま聞くことにします。
Vol.2 ENGLISH FOR TRAVELERSの内容は下記を参考にしてください。
●機内で ●空港で ●ホテルで ●外食 ●観光 ●通りで ●郵便局 ●買い物 ●バッグの紛失を届ける ●病気になる
ネイティブが話すスピードに関しては、個人差もあるのでなんとも評価しにくいところではあるのですが、ネイティブがわざと遅く話す場合、発音が変わってきたりするので気をつけたいところです。
特に言葉と言葉をつなげてワンセットで発音するようなときですね。
さて、レビューの内容が横道にそれてしまいましたが、内容に関しては、「第2巻 旅行の英会話 英語 ⇒ 日本語(55分)」の記事で書いて通りで、海外旅行を楽しむための英語フレーズが詰まっています。
トラベル英会話だけを集めたようなCDほどたくさんのフレーズはつまっていないので、旅行用の英会話なら専用の物を購入したほうが懸命ですが、センテンスごとに区切られているものの、ストーリーの流れで覚えることが出来るというのはスピードラーニングならではといいますかいいところですね。
トラベル英会話だけを覚えようとしている人がスピードラーニングを購入するとは思えないので、余計な感想かもしれませんが、とにかく伊藤さんがロサンゼルスに行く流れでのトラベル英会話です。
すべて覚えることが出来れば、旅行で使う表現の基本はおさえられるでしょう。
税関で荷物あけられてるし、面倒に巻き込まれた感じの場面もあります。