第16巻 ショッピングのレビューです。
CDは「英語 ⇒ 日本語(48分)」順に流れるものと、「英語のみ(14分)」の2枚です。
内容
・ポーストさんの家で
・スーパーマーケットで
・デパートで
スピードラーニング第16巻は『ショッピング』という題材です。
英会話で「ショッピング」と聞くと、「店員さんとのやり取り」が多いのですが、スピードラーニングの設定では、ホームステイ先のご夫婦とショッピングに聞くので、店員さんとのやりとりはあまりありません。
最後の「デパートで」の中で、ジーンズとネクタイを購入するシーンがあるだけですね。
基本的には、ホームステイ先のご夫婦に、分からないことを質問していくスタイルの英会話なので、「アメリカではこうなのよ~」という感じで教えてくれます。
これはスピードラーニング初級全般に言えるのですが、「アメリカでは」「日本では」と日本とアメリカの違いを英語で話していることが多いです。
あくまでも、スピードラーニング初級の16巻の中での話です。
それ以降は受講していないので、分かりません。
フレーズを覚えたとしても、そのフレーズを覚えた場面と同じ場面に遭遇しなければ、「パっと」言葉が出てこないことが予想できる事を考えれば、あまり使えるシーンは無いかもしれません。
アメリカにホームステイをするのであれば、役に立つかもしれませんが・・・
どの巻でもそうですが、「日本人は・・・」と、日本のことを話す英語フレーズは場面に関係なく役に立つ物が多いとは思いますが、そうだとしても応用が利くようにするには、多少頭を使って覚えたほうがいいかと思います。
スピードラーニングには、スクリプトブックの他にもう1つ、「もっとEnglish」という紙1枚が入っているのですが、そこには、マメ知識や、その巻で覚えられるフレーズ、次回の予告などが書かれています。
興味深く読めるのは、この巻で覚えられる英語フレーズについてぐらいなのですが、文法的なことは書かれていないところが徹底されていると感じました。
thatが省略されている英文で良く使われる鉄板フレーズがいくつか取り上げられていたのですが、まったく触れられていませんでした。
英文法は本当に必要ないというスタイルなんでしょうねえ。
ちょっと内容からずれてしまいましたが、1ガロン4リットルなどの単位や、スーパーマーケットでのショッピングの流れは覚えられます。
世論調査とか出てきてびっくりしましたが、使われている英単語がたまに分からない程度で、それ以外はそれほど難しい表現は無いと思います。