第11巻 人々の役割 <Vol.11 PEOPLE’S ROLES>のレビューです。
CDは「英語 ⇒ 日本語( 51分)」順に流れるものと、「英語のみ(15分)」の2枚です。
内容
・妻の役割
・夫の役割
・親の役割
・祖父母と孫の役割
スピードラーニング第11巻 人々の役割ですが、「妻の役割」、「夫の役割」では夫が家事を手伝うかどうかということを、アメリカは?日本は?という形で会話しています。
子供の面倒を見るとか、料理をするとか、そういう話ですね。
予想通り、日本では夫は家事を手伝わないけど、アメリカでは家事を分担するというような内容になっています。
最近では日本でも夫が家事を手伝うのが当たり前ですが、夫は仕事で稼ぐ、妻は家庭を守るという少し古い時代を題材にしているので、アメリカと日本では考え方が違うことと、アメリカでは奥さんが働きやすい環境にあることが良く分かります。
アメリカ人夫婦の方、は旦那さんが奥さんに頭が上がらないようですが、日本もこういう家庭が増えてきているように思うので、「こんなところまで欧米化しているわけね」と思わせる会話でした。
「親の役割」は食事をしながら思春期の息子さんについて相談する会話を勉強することができ、「祖父母と孫の役割」では、役割と言うよりは祖父母とのかかわり方が題材になっています。
「祖父母と孫の役割」はちょっと強引内容だと感じましたが、おそらくこの強引な会話の中に大切な英語表現が入っているのだと思います。
祖父母にボーイフレンドを紹介して気に入ってもらえるかな??という感じの会話なのですが、ここまで英語で会話ができれば楽しくなりますね。
アメリカではボーイフレンドを祖父母に紹介するのが一般的なのかな???
とまあそんな感じの会話内容になっています。
題名は4つと少な目ですが、CDの収録時間もいつもと同じ程度の時間ですしフレーズの数も同じ程度です。
この巻も難しい語彙は出てこないので、分からない英単語があっても1、2個だと思います。
不定詞もありましたが、簡単な表現ですしフレーズ丸暗記でいける感じです。
相変わらすスピードがゆっくりなので、これでリスニングの訓練になるのか不安にはなりますが、しっかりと聞き取れるのでストレスは少ないですね。
難しい表現も「特にない」と思いますが、このCDに「特にない」という表現も入っていて「Not much.」じゃなくて「Nothing special.」を使っていました。
Whatで質問されたときの返事はどっちでもいいんですが、「Nothing special.」のほうがなんとなくネイティブっぽい気がして好きです。