リスニングパワーのレッスンの中で、最も多くの時間が割かれているのが
私達が聞き取れない英語の音を「脳に直接インプット(認識させる)するレッスン」です。
英語と日本語の周波数の違いは、公式サイトを読んでいただければ分かると思うので、ここでは説明しませんが、英語には私達日本人には聞き取りにくい音が多数存在します。
リスニングパワーには、その音を聞き取れるようになるためのレッスンが組み込まれているのですが、特に多いのが単音、またはその音が入っている英単語を繰り返し聞いて、直接脳に記憶させるレッスンです。
正直言って、その音や、その音が含まれた英単語をただ繰り返し聞くだけの音源であれば、編集出来る人なら似たような音源が作れてしまうと思います。
ですが、リスニングパワーに収録されている音源は
その音またはその英単語を
速度
連続で流れる場合の音と音の間隔
が、「直接脳に認識されやすいように作られている」そうですので、その音源そのものがノウハウらしいです。
※公式サイトより
スコットペリーさんが、2000人以上の生徒さんや長年の研究から集めているデータやそれを解析しているソフトから算出されているらしいので、それなりの根拠があるのだと思います。
言語学者だということを考えれても、かなり脳科学的な要素が含まれているのだと思います。
※調べてみたところ脳科学者では無いようです
ただ、その音源を繰りかえし聞いても「あっこの母音、直接私の脳に響いてる」みたいな実感があるわけではないので、あなたは、半信半疑で聞くことになると思います。
私もそうでした。
バックのBGMも、計算された周波数帯の音が流れているなど、他のリスニング教材には無いユニークなところが多い反面、聞いている瞬間は、それを直接実感することが出来ないので「ホントに効果あるの?」と言う気持ちが湧いてくる教材でもあります。
また、いままで知らなかった音が、「ある日突然聞こえる」というような感覚は一切ありません。
あくまでも「感覚」の問題なので、文章では伝えにくいのですが、間違いなく耳はなれていきますので、それが子供のころにしか認識できない音であるとするなら「大人になってからでも取り返すことが出来る」ことは身をもって体感できていることになります。