特別な点というか、もうすべてがユニークで特別だと思います。
※これらのレッスンをすれば英語のリスニングができるようになるかどうかは、ここでは明言はさけておきます。
1.英語と日本語の周波数の違いに目をつけた
公式サイトで一番目立つ説明がこれですよね。
日本語と英語では周波数が全然違うので、英語特有の周波数をなんとか危機とれるようにしようということです。
ただ、ここは少しだけ疑問点もあるので別の記事で詳しく検証しています。
2.臨界期仮説に基づきトレーニングをする
7歳ごろを境に、日本語にない音がどんどん聞き取れなくなっていくという仮説があるのですが、その仮説に基づき子供のころに聞き取れていた音を聞き取ろうという趣旨のレッスンですね。
これは私が実践してみて感じたのは、やはり日本語にない音を実際に何度も聞き取らせて耳を慣らして行こうという感じでした。
周波数うんぬんではなく、実際に英語の母音を何度も何度も聞かされる感じです。
これは何度も聞いてれば聞き取れるようになるでしょう。
3.日本人が聞き分けることが苦手な音の比較
LとR、BとVなど日本人が聞くと全く同じに聞こえる音を聞き分けるレッスンがあります。
これも周波数は関係なく、実際にその音同士を聞き分けるレッスンになっているので音を比較しながら聞くことができます。
ただし、これが単語になると聞き分けられないです。
4.カタカナ英語の修正
私たちは知らず知らずに英語の発音がカタカナ発音になってしまっています。
「これはカタカナ発音だよ」と指摘されたところで、本場の発音が分からないとどうにもなりませんが、リスニングパワーでは英語のきれいな発音を聞くことができるので修正できると思います。
とにかく英語の音を覚えましょうという感じ
リスニングパワーはそれらの音を徹底的に繰り返し聞いて脳に覚えさせる反復練習が基本となっています。
そのため、一般的に知られている英語リスニング教材のような、ネイティブが正しい発音、綺麗な発音で話す「英文をただひたすら聞く」というトレーニングは少なめです。
多少はありますが、短い英会話が中心で、しかもだた英語を聞くだけでなく、バックに流れている 日本語や会話に関係のない音を意識的にブロックしながらリスニングをするような特殊な英語リスニングトレーニングを行います。
どちらかと言うと「短い音源を」何度も何度も繰り返し聞くことにより、脳にその音を定着させるトレーニングの方が多いです。
同じようなトレーニングが何度も出てくるので、実際のところ「えっまた?」と思う事も何度かありますが、それが英語の音(周波数)を聞き取るために必要な「基礎」なんだと思います。
公式サイトでも周波数の違いや臨界期仮説についての理論を詳しく紹介しているのでここでは詳しく書きませんが、私達が、子供のころに戻って、英語の音を聞き取れるようになるためには基礎ありきなんでしょう。