英文法をある程度理解し英文が組み立てられるようになり、一定の会話で受け答え出来るようになってきたらボキャブラリーを増やしていく段階に入っていくかと思います。
ボキャブラリーには終わりがありませんので、小説やペーパーバックなどをガンガン読んで語彙を自分の記憶の引き出しの中に入れていくのがオススメではあるのですが、小説などは古い言いまわしや一般的には使わない独特の言いまわしが使われていると言うデメリットもあります。
また、私のように興味が無いとすぐに飽きてしまったり、日本語の本を読んでも頭に入って来ないのに英語で読んでも内容が入って来るわけが無いという人におすすめなのがNARUTOやワンピースなど日本の漫画を英語で読むという方法です。
読むマンガはもちろん英語に翻訳されているマンガなのですが、最近は海外で日本のアニメが大人気の為、私達が普段読んでいるようなマンガも数多く翻訳されていて、しかも日本で購入する事が出来ます。
ちょっと大きめの書店に出向き、英語学習コーナーに行けば見つけることが出来ると思います。
もしそのような書店がお近くに無くてもアマゾンで購入する事が出来ますのでご心配なく。
英語の本を読んで言葉を覚えることの良さというのはストーリーにそって言葉を覚えていけるというところでして、ただ単に単語を覚えるよりも心に残りますし単語を覚えるというよりは文章として関連語をどんどん覚える事が出来るので、その単語の意味だけけでなく使い方までわかってしまうという最高の英語参考書です。
最初のうちは辞書を片手に読むこと間違いなしですが、今現在のあなたの英語力を知るという意味でも一回目は辞書なしで読んでみてください。
1度読んだことがあるマンガであれば大体のストーリーはわかっているわけですから、分からない単語が出てきたとしても大体の予想がつくというのも利点ですね。
慣れてくるとストーリーが分からなくても、文法や前後の英単語から予想がつくようになりますし何より絵がありますからストーリーを知らない人も楽しめると思います。
さて大体読み終わったら、今度は辞書で分からない単語を調べて覚えながら読み進めていきます。
私の場合は分からない英単語にカタカナの読み方や日本語訳は書き込まないようにしています。
その時点で知らなかった単語は単語帳を作ってまとめておきましょう。
英語脳とか日本語脳とか言うくくりで分けると、日本語脳でガンガン詰め込んでいく感じです。
また発音（読み方）は発音記号を書き記してください。
そのためには発音記号（フォネティクス）は必ず覚えておいてください。
このへんは人それぞれだと思いますのでご自分に合った方法を選んでいただければOKです。
ちなみに私は究極のめんどくさがりなので、日本語で書かれた日本版も必ず購入します。
英語版と日本語版をもっていれば辞書を引く必要がありませんので。
これが英語版マンガ本をおすすめする一番の理由かもしれません。
マンガでの勉強法はめんどくさがりにぴったりの勉強法ですね～
しかも私は漫画本を何度も何度も読み返すタイプなので、この方法が特に向いていたので英語のボキャブラリーがどんどん上がっていきました。
ちなみにこの方法で英語の語彙をどんどん覚えていくとスピーキングもどんどん上達します。
本当です。
スピーキング？？？と思った方もいるかもしれませんが、これが本当なんです。
単語を知らないよりも知っているほうが英語が聞き取りやすいのは別記事でも書いているのですが、実際に経験してみるとこの違いが相当大きいことがわかります。
しかも英語版のマンガで覚えているのは単語でなく英文です。
おそらくあなたの想像以上に英語力がアップしますよ！！
また英語力がアップしてくると今度は英語版の小説が読みたくなってきます。
私はいきなりハリーポッターに挑戦して惨敗しましたが、子供向けの本から読むようにすれば問題ありませんので小説にもトライしてみてください。
ただ、ワンピースなどを読んでみると結構難しい表現も使われていたりするので英語初心者がいきなりマンガを読むのはキツイかもしれません。
子供用のペーパーバックや絵本をクリアしてどんどんレベルを上げながらマンガにレベルを上げていくといいと思います。
まさかの全部大文字つづりということもあって読みずらかったりもするのですが、まあそのへんは慣れますしマンガ好きにはとてもオススメの学習法です。
