22.指示代名詞 this / these, that / thoseなど
「あれとって」「これいくら?」など、「あれ」や「これ」を表すのが指示代名詞です。
近くにあるものはこれ = thisを使います。
This is a pen.(これはペンです)
日本人なら誰でも知っている名文ですね(笑)
そして、前回お話した「数の概念」がここにも出てきます。
複数のものを表す場合はこれら = theseを使います。
These are pens.(これらはペンです)
ペンの数が増えるだけで、主語も、動詞も、名詞も全て複数対応になります。
これがやはり、英語の一番面倒な部分だなぁ、といつも思います。
でも、ドイツ語やフランス語にはこれに加えて「女性名詞」や「男性名詞」など意味不明のものも出てきますので、まだ英語はマシ、ということで私は納得しています(笑)
日本語や他の欧米系の言葉に比べれば英語は簡単です!
頑張りましょう。
横道に逸れましたが、本題に戻ります。
ではあれ = thatも同様に覚えてしまいましょう。
That is my dog.(あれは私の犬です)
複数形になると
あれら = those
になります。
Those are my dogs.(あれらは私の犬です)
◇こういう使い方もあります
this, These , That, Those には「~が」という主語のみでなく
「この~」「あの~」と後に名詞を続けて使うこともできます。
例文を見るのが手っ取り早いです。
That woman is my sister.(あの女性は私の姉です)
Do you know those children?(あの子供たちを知っていますか?)
◇this、thatの便利な使い方
★thisの便利な使い方
“ this ”は、人を紹介するときや、電話で自分を名乗るときなどにも使えます。
This is my father.(こちらは私の父です。)
日本語だと「これは」と言っているようで失礼なようですが英語では「this is 人名」で「こちらは~です」という意味になります。
モノ扱いしているわけではないんですよ。
また、電話などで自分を名乗るときにも“ this ”を使います。
「Hello, this is Linda.」(もしもし、こちらはリンダです)
★thatの便利な使い方
会話の中で、直前のことを指すときに使えます。
Shall we go shopping? → That ‘s good!
など、会話ではよく使います。
ここは難しいことはないのでthis, These , That, Those を全部覚えてしまいましょう!