80.いろいろな疑問文
疑問詞、いかがでしたでしょうか?
かなりたくさんあって、少し疲れてしまったでしょうか?
ですが疑問詞は、TOEICスコアアップを目指す人にとっては、「何を聞かれているか」を理解するため、つまり問題を解くための必須項目ですので、しっかり復習しておいてください。
さて、ここからは「いろいろな形の疑問文、否定文」を勉強します。
まずは疑問文から。
今まで勉強してきた疑問文は2通りありましたね。
1.yes/noで答えられる、普通の疑問文
Do you have a pen?のようなものです。
2.疑問詞を使った疑問文
前回までやった、whatやwhich、whyなどの疑問詞を使った疑問文「What is this?」のようなものです。
ここでは、もう少し応用をお教えします。
今回出てくる疑問文は3種類
1.間接疑問文
2.否定疑問文
3.付加疑問文
の3つです。
まずは3つの疑問文の簡単な説明から、そしてひとつずつ具体的にやっていきましょう。
1.間接疑問文
「間接疑問文」とは、たとえば「Where is he?(彼はどこにいますか?)」というような「疑問詞を使った疑問文」を、ほかの文の一部として用いた文のことです。
たとえば
Do you know where he is?(彼がどこにいるか知っている?)
などという文のことです。
間接疑問文は、主となる文が平叙文(ふつうの文)の場合もあるため、全体としては疑問の意味にならない場合もあります。
I don’t know where he is.(私は彼がどこにいるか知らない)
のような文です。
2.否定疑問文
否定疑問文は、普通の疑問文「Do you know me?」のような文の文頭が「否定形」になっているものです。
つまり「Don’t you know me?」のような文のことをいいます。
ここでややこしいのは答え方ですので、後ほどじっくり説明します。
3.付加疑問文
「付加疑問文」は、普通の文の最後に「疑問を付加」して作る疑問文のことです。
たとえば
It’s a fine day.(今日はいい日だ)
を付加疑問文にすると
It’s a fine day,isn’t it?(今日はいい日ですよね?)
という疑問文になります。
これは比較的簡単で、法則がありますので、覚えやすいと思います。
最初はまず、前回まで疑問詞をやったため、とっつきやすいと思いますので「間接疑問文」からはじめていきましょう。
あまり難しいものではないので、気楽に取り組んでくださいね。