92.時(期間)を表す従属接続詞while
時を表す従属接続詞when、before、afterを勉強しました。
さて次はwhileです。
whileは「~している間に」という「期間を表す」接続詞です。
I often ate steak while I was in the U.S.A.
文を接続詞の前後で分けてみましょう。
I often ate steak
while I was in the U.S.A.
前半は
「私はよくステーキを食べた」
後半は「アメリカにいる間に」
となり、「アメリカにいる間に私はよくステーキを食べた」という意味になります。
これも“I often ate steak”が主となる文で“while I was in the U.S.A.”が主となる文を説明する従属節になっています。
文頭もOK
これもほかの接続詞同様、文頭に持ってくることもできます。
While I was in the U.S.A.,I often ate steak.
紛らわしいwhileとduringの使い分け
whileは「~する間に」という意味の接続詞ですが、似たような意味を表す前置詞で“during”というものがあります。
こちらも前置詞のコーナーで詳しく説明しますが、この2つ、似ているけれど使い方に大きな違いがあります。
例文を見てみましょう。
【接続詞while】
I often ate steak while I was in the U.S.A.
【前置詞during】
I was in the U.S.A. during the summer vacation.
whileは先ほど説明したとおりですので前置詞“during”を見てみましょう。
I was in the U.S.A.
during the summer vacation.
前半は「私はアメリカにいました」
後半は「夏休みの間」
という意味なので「夏休み中、アメリカにいました」という意味になります。
※前置詞のコーナーで詳しくお話しますが、前置詞は通常、前置詞+名詞、または動名詞がくるのですが、意味上、duringの後には期間を表す言葉が来なければならないので“during”に関しては動名詞を取れません。
このように、whileとduringは意味が似ているのに語法が違う上、duringも動名詞をとらない特殊な前置詞なのでTOEIC頻出単語となっています。
whileまとめ
接続詞while「~の間に」
while+主語+動詞~で従属節を作る
whileとduringの違いに注意
while:接続詞
during:前置詞
【接続詞while】
I often ate steak while I was in the U.S.A.
【前置詞during】
I was in the U.S.A. during the summer vacation.