プライムイングリッシュの基本情報 標準受講期間・・・6か月 価格・・・32,184円(税込) 内容物・・・説明書1冊、テキスト6冊、CD12枚 24場面という狭い範囲で重要なフレーズを6か月かけて確実に覚える英会話教材。 […]
プライムイングリッシュ
世間で評判がいいプライムイングリッシュが気になったので実際に試してみました。
各レビューサイトでもいい評価がされていますよね。
忙しい方のためにこの教材を簡単にまとめると
- ネイティブの英文作成サービスなどサポートが手厚い
- 同居する6人のドラマで英語を覚えるので自分事にしやすく記憶しやすい
- 24場面という厳選された場面で6か月じっくりレッスンするので確実に身につく
- 簡単、「~するだけ」という手法を否定している
- 音声変化が色分けされ記号とカタカナで標記されているので年配の方でも分かりやすい
- CDの指示通りにレッスンするだけで初心者に必要なスキルが身につくようにできていて面倒でない
- 14日間の返金保証付きなので失敗がない
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笑っていいともの発音王というコーナーに出ていたSummerさんという英語講師が中心となって開発されたことでも話題になりましたが、その内容や実力はどうなのか私なりに受講し、じっくり検証してみました。
今試している教材がこのプライムイングリッシュだけだということもあって半年間しっかりと受講してみましたが、レッスン1つ1つにちゃんと意図があって、骨太な教材に仕上がっているので、基礎力を付けるにはとてもいい教材ですね。
それと、内容は後々詳しくお話するとして、この教材で特に私が気に入ったのが、「受講者に覚悟を要求していることと」「サポートが手厚いことです。」
価格 | 内容 | 返金保証 | オススメ度 |
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32,184円(税込み) | CD12枚,テキスト6冊,説明書1冊 | あり14日間 | 4.0/5点中 |
音声が流れる順番 |
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リスニングは「英語⇒日本語」、スピーキングは「日本語⇒英語」 |
受講者に覚悟を求めているところが他の教材と一味違う
何をおいてもまず書いておきたいのが、プライムイングリッシュは「簡単」、「すぐに」、「~するだけで」、「1日たった○分で」、のようないかにも英語が簡単にできるかのようなキャッチコピーを完全否定しているところです。
英語教材の多くは「簡単」、「すぐに」、「~するだけで」、「1日たった○分で」など自社の教材を使えばいかに簡単に英語が話せるようになるかをイメージさせて、受講者のハードルを下げることに教材の価値をみいだして1本でも多く販売しようとしています。
ですがそんなところには教材の価値などないことを販売ページにしっかりと書いているところが硬派でいいですね。
売れる本数よりもユーザーの英語力を上げることを優先している印象をもちました。
サポートが手厚い
プライムイングリッシュには下記5つのサポートがついています。
2.フレーズ作成サービス
3.フレーズメルマガサービス
4.発音の極意動画サービス(※後日配信)
5.リアル発音セミナー特別優待
4の発音動画は後日配信なので、どの程度の動画が配信されるのは分かりませんが、プライムイングリッシュの一番いいところは、2のフレーズ作成サービスがあるところです。
一般的な英語教材のサポートは、1のメールサポートがほどんどで、進め方や、質問などの疑問点について答えてくれますが、基本的に教材に関してです。
ですが、プライムイングリッシュのフレーズ作成サービスはネイティブが英文を教えてくれるサービスなので、自分が英語で話してみたいなあと思った英語が分かりますし、質問の内容に英作文を付け加えていけば添削サービスとしても使えてしまいます。
ネイティブが行うサービスですので、質問のしかたを変えるだけでどのような場面でどういうニュアンスのフレーズを使うのかも確認できますし、使いかたによっては万能のサポートになります。
ネイティブに英文作成や添削を依頼すると高額になることがあるので、有効的に使えば教材の元が取れるレベルです。
定型文だけ用意しておいて担当者がコピペで返信してくる教材とは全く違い、サポートに力を入れているところもやはり受講者の英語力アップを一番に考えているという印象が強いです。
シチュエーションがとても記憶に残りやすい
プライムイングリッシュは男女6人の個性豊かな登場人物がシェアハウスでおりなすドラマを再現しているので、1つ1つの会話が非常にユニークで記憶に残りやすいです。
登場人物にイタリア人のゲイが出てきたりするのですが、わざと記憶に残るようにキャラを濃くしているとしか思えません。
ただ、そこがこの教材のいいところで会話が非常にナチュラルで違和感がないんですよ。
よくある教材用に作られた会話ではなく、実際に起きていそうな会話から英語を学ぶことができるので、挨拶からはじまって、学校の教科書のように会話を覚えていくような教材がつまらなくて続かなかった人は内容がユニークで英語が覚えやすいので一度試してみるといいと思います。
おとといの夕食を聞かれても思い出すのに少し時間がかかると思いますが、印象に残ったことはすぐに思い出せますし忘れないですよね。
キャラを濃くしたり、やり取りをユニークにすることでインパクトを出すという、まさに印象に残すことを狙った教材に仕上がっています。
脳科学の本を何冊も読んでいる私から見ても理にかなった記憶術だと言わざるをえません。
また、登場人物になりきってレッスンするところも非常に理にかなっています。
英会話を始めてすぐは、まずネイティブの物まねをするところから始めるのが基本なのですが、登場人物になりきって役を演じ切ることで長期記憶になりやすく、さらに登場人物の気持ちを自分に入れて演ずることで自分事になり心に残ります。
発音、音節(シラブル)、リズム、抑揚(イントネーション)、息遣いだけでなく、話し方、声真似まで完コピできればさらに英語力が上がるはずですのでぜひ「完全コピー」することをおススメしておきます。
他の教材ではHapa英会話が「ロールプレイ法」という名前でこの手法を用いていますね。
会話自体は少な目なのに半年という期間をかけてレッスンするので確実に使える
そのへんの英語教材とは真逆なことを言っているのがこの部分です。
英語教材には標準学習期間というものがあり、例えば週に5日間3ページずつレッスンすると1カ月で終了する教材であれば、1カ月が標準学習期間なのですが、この標準学習期間が短いのにやることが多い(覚える会話が多い)教材が多いんですね。
覚えることが多くて学習する時間は短いわけですから、浅く広く会話を覚えていく感じになり結局全然覚えられなかったなんてかたも多いと思います。
その点プライムイングリッシュは、「100のフレーズをあいまいに覚えるよりも、10のフレーズを確実に使えるようにした方が英会話能力は向上します」と言っていて、24場面という少な目の会話を半年もかけてレッスンし、狭く深く(何度も)学習していくことで確実に英語を話せるような仕組みになっているわけですね。
初心者は少ないフレーズに絞って、それだけを繰り返しレッスンしたほうが基礎ができますので、初心者が学習すると仮定すると理に適っているという印象です。
そのへんの「~するだけで英語が話せる」と言っている教材とは真逆でとても好印象をもちました。
リスニングができない原因の1つである音声変化の習得にこだわっている
英語は単語がつながるといくつかの音声変化が起こります。
英語学習者ならよく耳にする「リエゾン」も音声変化の一種で、単語同士の最後と先頭の文字がつながって第三の新たな音が発生する現象です。
例えば有名どころを紹介すると、“want to” がつながると「wannaワナ」に聞こえ、“have to”がつながると「ハフタ」になります。
音がつながるのでリンキングともいわれますが、ネイティブが実際に話すと「ウォントゥ」や「ハフトゥ」には聞こえません。
音声が変化していることを知らずに「ハフトゥ」だと思っている訳ですから相手の言葉を聞き取れるわけがないですよね。
プライムイングリッシュは、この音声変化を知らないということこそが、日本人が英語が聞き取れない理由の1つだと言っていて、音声変化を習得するための工夫が盛り込まれています。
※リスニングができない要素は他にもいくつかあるのですが、音声変化はかなり大きな原因の1つです。
ちなみに音声変化は大きく分けて4つあり、先ほど紹介したリエゾン(リンキング)、フラップ、ウィーキング、破裂音消失が複雑に絡み合って、もともとの単語とは全く違う音になります。
プライムイングリッシュは、これらの音声変化をフォニックス、カタカナ、独自の記号の3種類で非常に分かりやすく表示されていて、英語の音声変化をテキスト上で視覚的に確認できることができるので、どこが音声変化を起こしているのか意識することができます。
音声変化を意識するのとしないのとでは、リスニングもスピーキングもレッスンにかなりの差が付きます。
一般的な英語教材は音声変化に説明で触れていたとしても、このように視覚的な表示はありません。
ネイティブが話す音声の中から感じ取り、自分で真似て発音しながら音を覚えていけば問題はないのですが、意識できるというのは初心者には大きいかなあと思います。
理屈で知っているということだけで結構大きなアドバンテージになります。
CDの指示通りに進めていくだけで初心者に必要な基礎が身につくので楽ちん
英会話学習を始めてすぐ初心者にとってあるあるなのが「何から手を付けていいのか分からない」というものです。
教材によっては詳しい進め方が書かれているものもありますが、ある程度のプランが書かれているだけであとは自分の都合に合わせて自分でプランを立ててくださいという教材が多いのが現状です。
これは人によってレベルも違えば、生活スタイルも違うので仕方ないことなのですが、初心者はここで手が止まってしまうことが多いんですね。
ですが、プライムイングリッシュはやることがもう決まっていますので、教材の指示そのままに進めていくだけOKなので、何も考えることがなくとても分かりやすくて楽ちんです。
しかもレッスン1つ1つにしっかりと意図がありますので、教材の指示そのままを進めていくだけでしっかりと基礎力が付くというのが私の見立てです。
最初のうちは指示通りに進めていき、慣れてきたら苦手なところの繰り返し回数などを自分で操作しながら調整することでさらに効果が倍増するなあと思いながら受講していました。
教材大手アルクの製品なんかも、このスタイルですね。
実際にプライムイングリッシュがどのようなレッスンを行っていくのかというと、サンドウィッチリスニングシステムと3ステップスピーキングのレッスンです。
※音声変化を意識して聞いたり発音することはすでに書きましたので、それを常に意識しながら行うことが前提です。
英会話のレッスンなので当然リスニング&スピーキングがメインになるのですが、その手法がどのようなものかが分かれば購入の目安になると思うので、軽く触れておきます。
レッスンの流れ
2.サンドウィッチリスニングSTEP1(ゆっくりリスイング)
3.サンドウィッチリスニングSTEP2(ゆっくりリピーティング)
4.サンドウィッチリスニングSTEP3(ナチュラルリスニング)
5. 3ステップスピーキングSTEP1(真似る音読)
6. 3ステップスピーキングSTEP2(試す音読)
7. 3ステップスピーキングSTEP3(なりきる音読)登場人物A
8. 3ステップスピーキングSTEP3(なりきる音読)登場人物B
※最後のなりきりスピーキングは2パターンの人物になりきるので2回ある。
サンドウィッチリスニングシステム
リスニングはサンドウィッチリスニングシステムというネーミングのレッスンになっています。
ゆっくりな音声が「英語⇒日本語」の順で流れるので、集中して聞きます。
スローな音声を真似しながら音読します。
英語の後に無音のポーズが入るのでそこで音読することでリピーティングを行います。
ナチュラルな音声が「英語⇒日本語」の順で流れるので、集中して聞きます。
3ステップスピーキング
「日本語 ⇒ 英語 ⇒ 無音のポーズ」の順に流れるので、聞き取った英語をポーズの部分でスピーキングします。
「日本語 ⇒ 無音のポーズ 英語 ⇒ 無音のポーズ」の順に流れるので、日本語を頭の中で英語にし(英作文)そのあと正解の英語を確認語、最後にもう一度英語をアウトプットする。
なりきる人物の部分が無音のポーズになっているので、実際に登場人物になりきってスピーキングします。
2人のパターンで成りきるので、2回行います。
リスニングとスピーキングで順番が逆になっていてとても良い
リスニングの時には「英語⇒日本語」の順で音声が流れるので聞き取って意味を把握し、スピーキングのときには「日本語⇒英語」の順で音声が流れるので、日本語を英語にするという英作文の工程が入ります。
これはとても理にかなった順番だと思います。
他の教材で言うとHapa英会話、ネイティブイングリッシュが全く同じ考えです。
分かりやすい説明もあってレッスンを進めやすい
プライムイングリッシュには会話の中に出てくる重要単語や重要フレーズの説明や、ちょっとしたアドバイスが書かれています。
実はこれは最近の英語教材はみんなこうなってきたのでプライムイングリッシュだけの特徴ではないのですが、このちょっとした説明があるか無いかでレッスンの進めやすさが変わってきます。
プライムイングリッシュもかなりためになるアドバイスや説明があるのですが、他の教材と比べてみてプライムイングリッシュにしかないのは「なりきりポイント」という発音に関するアドバイスです。
これは初心者にはかなりありがたいアドバイスになっています。
全てのフレーズにこれがあったら最高なのになあというのが本音ではありますが、ある程度ポイントは抑えられているので十分だという考え方もありますが。
英文法に関して触れてないのが不満点
ここまで絶賛気味に記事を書き進めてしましたが、物足りないところといえばやはり文法についての言及がないところです。
学習テーマごとに重要フレーズの解説はあるのですが、それだけでは頭の中で英文を組み立てることはできません。
まずは重要なフレーズや会話自体を覚えてしまって、使えるようになってから次の段階で英文法をしっかり勉強しましょうというようなアドバイスが含まれているのであればいいのですが、英文法については他の教材同様説明がありません。
私の経験上英文法を頭で理解していないと英文を使いこなすのは難しく、会話を覚えるだけでは上達が頭打ちになるのは目に見えていますので、プライムイングリッシュを購入することを決めたのであれば、同時に文法の学習をすることをおススメしておきます。
プライムイングリッシュを半年間受講したあとでもいいですが、文法は会話と紐づけてこそ効果を発揮するので、同時進行をおススメします。
プライムイングリッシュはここだけが不満点ですね。
英文法をしっかりやりましょうとか書いちゃうと、文法のレッスンをするための教材を付け足さないといけませんから更に金額は上がってしまうと思うのですが、せっかく素晴らしい教材に仕上がっているわけですからここからは逃げないでほしかったです。
開封後もOK!14日間の返金保障が付いている
最近は開封しても期間内であれば返金(返品)を受け付けてくれる英語教材が増えてきましたね。
プライムイングリッシュも購入後14日いないであれば開封後でも返品を受け付けてくれます。
ここは私のほうでメールで確認をしていますので、証拠が残っていますし心配ありません。
返金可能な理由については各英語教材によって違うので注意が必要ですが、プライムイングリッシュに関しては無条件で返金してくれるので安心して試すことが可能です。
試聴用のCD以外を開封してしまうと返品できない会社とは違って太っ腹ですね。
14日あれば十分内容を確認できると思います。
価格 | 内容 | 返金保証 | オススメ度 |
---|---|---|---|
32,184円(税込み) | CD12枚,テキスト6冊,説明書1冊 | あり14日間 | 4.0/5点中 |
プライムイングリッシュをこのページから申し込みされた方限定で基本特典をお付けすることが可能です。
基本特典はこちら⇒ 特典の一覧
当サイトよりプライムイングリッシュをご購入いただいた方には、私が普段英語学習用に使っている動画や、英語音声などの素材をプレゼントしています。
今現在もネイティブの講師に頼んで素材を作っていますので、今後増えた場合にはどんどん追加していきますので楽しみにしていてください。
上記特典付きでのプライムイングリッシュの申し込みはこちらからどうぞ
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