52.ぜったいわかる関係代名詞
出ました。関係代名詞。
現在完了、不定詞と並んで「意味不明の御三家」となっていますね(笑)
でも、この御三家、理解しておかないと長文が全く読めません。
ものすごく普通に使われるので、いちいち「?」と行き詰っているとTOEICなんか最悪です。
そしてこの関係代名詞。
今回は、「関係代名詞の考え方」にまず時間を割きたいと思います。
なぜなら、以前受けた英語教育が足かせになっている場合が多いからです。
学校で英語教育を受けてきた方は、ほとんど皆さん「関係代名詞」は、「文をつなぐ接着剤」、「後ろから訳すもの」と思っているようです。
まず、この考えを捨ててください。
生半可な知識が残っていると、逆にややこしくなります。
頭を真っ白にして、いきましょう。
まず、真っ白な頭に、この言葉を入れてください。
関係代名詞は代名詞だ!!!
これだけで、文の読み方が全く変わります。
従来のやり方では接続詞っぽく2つの文をつなげるからややこしい!
後ろから返り読みするからおかしくなるのです。
関係「代名詞」と言ってるんだから代名詞だ!!ということで、ここではもう「代名詞」として扱います。
「関係」の意味はこの際考えるのをよしましょう。
私もよく分かりません。
興味がある方はネットで調べてください。
では、実際に簡単な文で「関係代名詞」を含む文を読んでみましょう。
例文
This is the pen which I bought yesterday.
まだ、何も説明していないから、分からなくても大丈夫ですよ。
ここで言う「関係代名詞」というのは“which”です。
who,which,whose,whomなどの疑問詞を代名詞的に使います。
そして、代名詞の本来の単語を「先行詞」と言います。
ここでは“the pen”です。
さて、ここからが読み方。
返り読みせずに読む方法は「代入法」(と勝手に命名)を使います。
ただ、先行詞を関係代名詞に入れるだけなんですけどね。
ここで皆さんにちょっと挑戦していただきたいことがあります。
この例文、関係代名詞“which”を、“the pen”に変えて読んでみてください。
意味、分かりましたか??
解説は次回、じっくり致します。
まずはチャレンジしてみてください。