3.be動詞/補語
さて次は、「be動詞」についてです。
今度はいきなり例文を見てみましょう。
ここで出てくる
I am
This is
She is
amやisを「be動詞」といいます。
確かに動詞なのですが、これだけでは意味を成しません。
「私ね・・・」
「これは・・・」
「彼女は・・・」
と、もったいぶった人になってしまいます。
「で、何なんだよ?」と突っ込みを入れたくなりますね。
その「何」部分が「補語」と言います。
言葉を「補」って文を完成させているんですね。
そしてここで出てくるbe動詞は、「です」程度の意味です。
しかし!
このbe動詞、簡単なだけに注意が必要な動詞です。
『日本語でいうところの「です」です』
と覚えてしまうと、日本語と重ね合わせてトンデモ英文を作る元にもなります。
間違えやすいので、ここではbe動詞を見たら「=イコールの記号」と覚えてください。
これを例文にあてはめてみると
I = boy
This = pen
She = beautiful
となりますよね。
つじつまが合います。
空欄を埋める際にbe動詞かどうか迷う場合は、be動詞を=に置き換えてみて
つじつまが合うかどうか確かめるのが手堅い方法です。
◇be動詞は変化する◇
be動詞は原型が「be」なのですが、主語によって、そして時制やさまざまな文法ルールによりいろいろ変化します。
ここでは現在形のみ紹介しますが、
I am ,
You / We / They are ,
He / She is ,
などです。
赤字 の部分がbeの変化形です。
「be動詞」は、現在形では単体で大きな意味を成しませんが、
「過去や未来を表すとき」
「今やっていることを表すとき」
など
「時」に関わる際に華麗なる変化を遂げ、いつのことかを明確に表してくれる重要なツールになりますので、
軽視は禁物です。
では、例文を読んでおきましょう。
I am a boy.
This is a pen.
She is beautiful.
では次に進みましょう。