ビジネスEメール速習パック ライティングエイド 価格・・・41,040円(税込み) 『ビジネスEメール速習パック ライティングエイド』に関するご意見、口コミ、評判などを募集しています。 コメント欄に自由にお書きください。 […]
ビジネスEメール速習パック ライティングエイド
英語でビジネス用のEメールを書くための専用教材
ビジネスEメール速習パック ライティングエイドは、そのネーミングからも分かるようにビジネス用のEメールを書くレッスンをするためだけに作られた教材です。
教材名にライティングと入っているので、手紙やフレーズなどのライティングのレッスンができそうですが、完全にビジネスEメールに特化されています。
日本語と同じで英語にもフォーマルな表現と、インフォーマルな表現があり、話す言葉である口語表現と文章にする表現にも違いがありますので、英語が話せるからと言ってメールの表現を勉強しておかないと、もしかしたら非常識なメールを書いているかもしれません。
特にビジネスで使う表現は取り返しの付かない事態にもなりかねませんし、日本で常識だと思っていたことが英語圏では非常識なこともありますので、仕事で英文メールを書くことが多い方には強い見方になる教材です。
公式サイト ⇒ ビジネスEメール速習パック ライティングエイド
書き方だけでなく英文メールの常識が身につく
この教材はビジネスで使うメールの型はもちろん、英文メールでの常識もしっかりと身につきます。
レッスン用のテキストとは別に、「Eメールライティングハンドブック」と言うテキストがあるのですが、そのテキストにはEメールの基本形式、ルール、マナー、テクニック、ニュアンスなどが詳しく書かれていて、特にQ&A形式で書かれている英文メールのニュアンスや常識に関しての知識はネット上の検索ではなかなか手に入らない情報が書かれています。
情報と言って英語圏では常識なわけですから特別な情報ではないのですが、私たち日本人にとってはとても興味深いことがたくさん書かれています。
例えば、ビジネスでHiは砕けすぎか、主語はWeかIかなどの基本的な情報から、「なお、~」に当る表現や、「下記の通り」と言う使いこなせたらワンランクアップしそうな表現方法や、「近々」と書きたい場合のニュアンス別の使い方など、かなり詳細な情報がかかれています。
メールを書く際に今まで気にも留めなかったことがたくさん覚えられますし、アルクが長年かけて集めたデータからQ&Aができているので、どれもこれもそのまますぐに使えるテクニックばかりです。
メールの事例は24個だけ
実際のレッスンは24個の事例を使用して、解説を受けながら実際にメールを書くところまでレッスンします。
標準学習期間は3ヶ月で24個の事例を覚えるわけですから、週に2事例を覚えることになります。
これは、一瞬「少ないかな」と感じたのですが、アルクの言葉を借りると、「15年分の添削&質問データがあるので、英文ライティングにおける日本人の弱点を知っていると言うことと、1300人にアンケートをとり必要となるライティング事例を調査している」とのことです。
ですので、必要度の高さを優先順に24の事例と、付属の英文Eメール支援ソフトカクスケにもたくさんの事例が入っています。
私はビジネスで英文メールを使うことが無いので、この事例だけでどれだけ汎用性があるか評価はできないのですが、一般的にみて十分なパターンだと思います。
メールにそんなたくさんのパターンいりませんよね。
24の事例
テキスト1
1週目 | 社内会議の連絡 | 顧客に事務所移転を連絡 |
2週目 | アポイントメント | アポイントメントの変更 |
3週目 | 同僚に助力依頼 | 依頼への返信 |
4週目 | 仕事の依頼 | お礼 |
テキスト2
1週目 | 情報収集のための問い合わせ | 問い合わせへの返信 |
2週目 | 社内での問い合わせ | 見積り依頼 |
3週目 | 製品の注文 | 受注の連絡 |
4週目 | 発送の通知 | 受領の連絡 |
テキスト3
1週目 | お祝い | 招待の辞退 |
2週目 | 未着品の催促 | 催促への返信、お詫び |
3週目 | 過失の指摘 | 過失の指摘への返信 |
4週目 | 季節の挨拶 | 転勤、異動の挨拶 |
レッスンの内容
レッスン自体はサンプル事例のメールを覚え、応用が効くように学習していくだけなのです、が1日に6つのステップがあり、その通りにレッスンをしていくだけでメールの書き方を覚えられるようにできています。
1日の学習時間は30分なので、できればもう少し時間をとりたいところなのですが、重要フレーズの丁寧な説明、英作文、語彙のチェック、簡単な文法の説明などがあるので、スムーズに進めることはできると思います。
ただ、英文についての解説ではなく、その英文がEメールでどうなのかと言う説明なので初心者が英語表現を覚えながらのレッスンだと厳しいかもしれません。
1日に行うレッスンの6ステップは以下です。
1日目
1 | ターゲット | メールの事例を理解する |
2 | ストラテジー | その事例の注意点についての解説 |
3 | エンカウンター | 重要な表現を2つ抜き出し、その応用法などの解説 |
4 | タスク | 事例を英作文 |
5 | ソリューション | 重要フレーズの文法説明 |
6 | シャープンアップ | その日覚えたメール表現が身についているか穴埋め問題でテスト |
2日目
1 | ダブルクリック | 前日学んだ重要フレーズの復習 |
2 | エキスパンダー | 前日学んだ重要フレーズを使って応用表現を学習 |
3 | トラブルバスター | 注意点の解説 |
4 | フィードバック | あやふやなことが無いかリストにチェックして確認 |
5 | ブレークスルー | 自分でメールを書きます |
6 | レビュー | この事例で出てきた語彙を確認する |
24の事例以外のデータは英文Eメール支援ソフトカクスケ入っている
この教材にはEメール支援ソフトが付属しています。
教材の説明では英文ビジネスライティングについて1300人にアンケートをとった必要となるライティング事例を網羅していると言う説明なのですが、24事例以外の事例はこのカクスケに入っているので、レッスンで覚えたパターン以外のことが書きたい場合は、このソフトに支援していただくことになります。
使ってみた限りではかなりの数の例文が入っていましたので、おそらく事足りると思いますが、すべてこのまま使えるわけではないので、そのつど手直しは必要になるでしょう。
使い方も直感的に使えて、日本語の例文をクリックすると一瞬で英文が出てきますので簡単です。
ただ、このソフトを使う場合は、しっかりチェックしないと雛形を使ったことが相手にバレる可能性も否定できませんので、あくまでも支援ソフトだと考えておいたほうがいいでしょう。
それともう1つ、英文メールが書けるようになるならばこのソフトは必要なくなるわけですから、このカクスケも学習用の素材と言う位置づけだと思います。
パターンを覚えちゃえば不必要かな。
まとめ
私はビジネスで英文Eメールを書きませんので、必要かどうかの判断はできないですが、支援ソフトはあったら便利だし、英文でEメールを使う人は欲しいですね。
教材としては文句なしで内容はとてもいいです。
英語を話せる人は、ネットで常識非常識などをしらべればある程度メールは書けると思うのですが、しっかりと身につけたい人はこの教材でレッスンすればしっかり身につくと思います。
24の事例は表にまとめたとおりですが、輸入ビジネスをしている人とはとても相性が良いかなあという印象です。
ただしお値段はちょっと高めの41,040円(税込み)。
ターゲットが特殊なので仕方ない金額なのかもしれませんが、即決定できる金額ではないかなあと思います。
ただ、購入して失敗したとか損したとは感じないと思うレベルの出来ですので、メールを書く際に毎回時間をかけてネットで調べてるぐらいなら買ちゃってもいいかなあと思います。
公式サイト ⇒ ビジネスEメール速習パック ライティングエイド
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