スピードラーニングの第14巻 レストランでディナー <Vol.14 DINNER AT A RESTAURANT>のレビューです。
CDは「英語 ⇒ 日本語(46分)」順に流れるものと、「英語のみ(15分)」の2枚です。
内容
・カーネギーデリでの食事
・子どもの学校のランチ
この第14巻は、題材は2つと少ないのですが、内容(時間)は他の巻と変わらないくらい収録されています。
カーネギーデリでの食事は、トラベル英会話に良く出てくるフレーズばかりなので、旅行用の英会話習得が目的の人には向いている内容です。
ただ、初心者向きといえば初心者向きなので、海外旅行でそこそこ会話に困らないレベルの人には必要の無いレベルです。
食事に関する会話は、そんな感じですが、聖書や、ユダヤ人についてなど、日本人になじみの無いことも会話に入っていますので、アメリカの文化とともに食事に関する英会話を覚えられます。
ミネラルウォーターが有料なのはよくある話ですが、お皿を追加するのもお金がかかるのにはビックリでした。
スピードラーニングは英会話を覚える教材ですが、いくら英語が話せても、その国の文化や、その国での常識を知らないと「あたふた」してしまうので、こういう題材で英会話を勉強することに意味があるのかもしれません。
ちょっと心配なのは、14巻には「Let’s go dutch!!」という表現が使われているのですが、これって、古い表現だと聞いたことがあるので、スピードラーニングの表現が古くないか心配です。
いくら、ネガティブなイメージが消えているといっても、その場にオランダ人がいたら使えないでしょ!!
「Let’s Split it.」「Let’s split the bill.」とかの方が良いような・・・
子どもの学校のランチに関しては、アメリカに住まない人には必要の無いような会話ですが、会話がストーリーで覚えられるのが、ストーリーリスニングの良いところですね。
聞くだけで覚えられるかは別問題ですが・・・
ということで、追加のお皿にお金がかかること、ウェイターはチップをもらえなくても売り上げに応じて税金を払わなければならないことを覚えました。