138.未来完了形・未来完了進行形
未来完了形
未来完了形は、未来のある時点の状況を、それより前とつなげて予測するときに使います。
またまた、ややこしいですね。
また、絵を見てみましょう。こんな感じです。
今回は未来に視点がありますので、何かを予測する内容になります。
こちらも過去完了と同じく、実際の例文を見ると徐々に分かってくると思います。
未来完了形の作り方
未来完了形も作り方は簡単です。
will+have+過去分詞
で完成です。
簡単ですね。
では実際の使い方を見ていきましょう。
未来完了形も、現在完了、過去完了と同様
2.経験
3.継続
の3パターンで使います。
1.完了・結果
未来完了形の完了・結果は「~までに~し終わるでしょう」のような意味合いで使われます。
I have got married.
(結婚しました)
I will have got married by next year.
(来年までには結婚しているでしょう)
未来完了を使うときには「~までに」という未来の時の一点が示されている必要があります。
2.経験
未来完了形の経験は「~までに、~を経験することになるでしょう」と意味合いで使われます。
I have seen the movie three times.
(私はその映画を3回見た)
I will have seen the movie five times if I see it again.
(もしもう一度見たら、私はその映画を5回見たことになる)
未来のある時点で、もしその映画を見たら、5回見たことになるのですから、現在は映画を4回見ているということになりますね。
この場合には、過去から今までの経験に加え、未来の経験についても話しているということになりますね。
3.継続
未来完了形の継続は「~まで~しているでしょう」という継続の予想を表します。
こちらも、過去から今までの継続に加えて、未来まで継続している意味合いになります。
I have lived in Yokohama for 20 years.
(横浜に20年住んでいます)
I will have lived in Yokohama for 20 years next year.
(来年で横浜に住んで20年になります)
ということは、今は横浜に住んで19年ということですね。
来年(=未来)に視点があるわけです。
未来完了進行形
さて、未来形でも未来完了進行形というものがあります。
実生活ではあまり使われるものではないのですが、簡単に紹介しておきます。
作り方はいたって簡単
will have been ~ing(動作動詞)
です。
I will have been studing English for ten years when I graduate from college.
(私が大学を卒業したら、英語を10年間勉強し続けていたことになります)
完了時制の応用編はここまでです。