90.時を表す従属接続詞when
前回までは、接続詞thatを勉強しましたね。
今回からは、時や条件、理由などを表す従属接続詞を勉強していきましょう。
時や条件を表す接続詞には、以下のようなものがあります。
when | ~するとき |
after | ~の後に |
before | ~の前に |
until | ~までに |
while | ~の間に |
because | 理由を表す |
if | もし~なら、条件を表す |
though | ~にもかかわらず |
as soon as | ~するとすぐに |
so ~that・・・ | とても~なので・・・ |
順番に説明していきますが、まずは時を表す接続詞からいきましょう。
まずは、時を表す接続詞、whenです。
whenは今までにも違う役割の語として出てきましたね。
そう、疑問詞、関係副詞でしたね。
接続詞や疑問詞は、それ単品だけでなくさまざまな役割を果たすことが多いので「あれ?前にも同じ単語が出てきたけど違うの?」と思うことが多いかも知れません。
When did you come home?
(いつ帰宅したの?)
Tell me the day when you will come back to Japan.
(日本に帰ってくるときは知らせてね)
でしたね。
ここで説明するwhenは「時を表す接続詞」としてのwhenです。
whenは節をつなぐ接続詞ですので、接続詞の後には「主語+動詞」が来るのが基本です。
(※省略可能となる場合がありますが、それは高校レベルでお話します)
例文
I was playing the piano when my mother came home.
ではまず接続詞whenの前後で文を分けてみましょう。
I was playing the piano
when my mother came home.
前半は「私はピアノを弾いていた」
後半は「私の母が帰宅したとき」
前半の文が主となる文(主節)、後半は前半の主となる文をより詳しく説明する「従属節」です。
whenは接続詞では「~のとき」という意味となりますので
後半は「私の母が帰宅したとき」になります。
I was playing the piano when my mother came home.
(私の母が帰宅したとき、私はピアノを弾いていた)
という意味になります。
ちなみにこのwhenは文頭でも使うことができます。
When my mother came home, I was playing the piano.
whenを前に持ってきても、同じ意味を表すことができます。
ですが接着剤の役割を果たす“when”が前に出てきているので、whenを用いた従属節の区切りには「,」カンマを入れます。
接続詞whenのポイント
接続詞when=「~する(した)とき」
接続詞when+主語+動詞
文頭でも使える
その場合はカタマリの区切りに「,」カンマを打つ