30.副詞の基本
副詞はいつ、どこで、どんなふうに、などの言葉で「動詞」「形容詞」「副詞」「文全体」を修飾します。
1.動詞を修飾する
例)
I get up early every morning.(私は毎朝早く起きる)
I live here.(ここに住んでいる)
目的語がない場合は、動詞の後
I live here .(私はここに住んでいます)
目的語がある場合は目的語の後
I play the piano well .(私はピアノを上手に弾く)
2.形容詞を修飾する
She is very cute.(彼女はとてもかわいい)
※形容詞“ cute ”を修飾しています
This is quite tasty.(これはかなりおいしい)
この場合は、形容詞の前に置きます。
3.別の副詞を修飾する
I play the piano very well.
※副詞“ well ”を修飾しています。
She studied English very hard.(彼女は英語を必死で勉強した)
修飾したい副詞の前に置きます。
4.文全体を修飾する
Luckily I got a ticket.(幸運なことにチケットを手に入れた)
文頭に置きます。
◇ちょっと例外の副詞たち
例外的な場所に置く副詞を紹介しましょう。
1.頻度を表す副詞・・・一般動詞の前、be動詞の後
I often go to the library.(私はよく図書館に行く)
She always get up early.(彼女はいつも早起きだ)
The door is always open.(そのドアはいつも開いている)
※この時の“ open ”は形容詞です。“ open ”は動詞もあります。
2.enough(十分な)は、形容詞や副詞の後
This box is big enough .(この箱は十分な大きさだ)
3.very muchで覚えましょう
「とても~」と動詞を修飾する場合は「very much」を使います。
We enjoyed the game very much .(私たちは試合ととても楽しみました)
4.only、evenは名詞を修飾
Only you can do this.(あなただけがこれをできる)
I like only meat.(私は肉だけ好きです)
Even a worm will turn.(一寸の虫にも五分の魂・・ことわざ)
5.副詞 much 比較級を強める
I run much faster than he.(私は彼よりずっと速く走る)
◇tooとeither
1.too、eitherは(~もまた)という意味がありますが、“ too ”は肯定文に、“ either ”は否定文に使います。
I like cats, too .(私も猫が好きです)
I don’t like cats, either .(私も猫は好きではありません)
2.“ too ”は形容詞や副詞を修飾して「あまりに~だ」という意味になります。
This box is too big.(この箱は大きすぎる)
She walk too slowly.(彼女はゆっくり歩きすぎる)
3.Either A or B でAかBのどちらか、という意味になります。
Either she or I am to blame. (彼女か私のどちらかに責任があります)