7.否定文の作り方
ここでは、現在形における否定文の基本的な作り方を紹介します。
過去形や未来形など、時制 に関するものは、一緒に書くとややこしくなるので時制の項目でその都度やります。
日本語と英語って、構造がぜんぜん違うなぁ、と勉強するたびに思いますが、否定文の作り方も英語と日本語は大きく違います。
個人的に、お国柄が出てるなぁと思うのですが、私は英語を話しません。
I don’t speak English.
日本語では文の最後まで来ないと、話すのか、話さないのか分かりませんよね。
英語は、文の最初のほうに結論が来ます。
文の頭に否定があるのって、早く結論が分かっていいなーと個人的に思います。
◇一般動詞の否定文
普通の動詞(一般動詞)の場合は“ do(does) ”を足して否定を作ります。
例)
I speak Japanese.(私は日本語を話します)
↓↓↓↓↓
I do not (don’t =省略形) speak Japanese.(私は日本語を話しません)
She speaks Japanese.
↓↓↓↓↓
She doesn’t (does not) speak Japanese.
3単現のsによる変化は、“ do ”を“ does ”に変化させ、その後に来るのは「動詞の原形」です!!!
重要なのは、否定の後には「動詞の原形が来る」ということです!!
一般動詞現在形の否定文は、否定形の後に「動詞の原形」が来る!
◇am、are、isなど、be動詞が来る場合はbe動詞のすぐ後に否定 “ not ”をつけます。
例)
I am a boy.(私は少年です)
↓↓↓↓↓
I am not a boy.(私は少年ではありません)
It is a pen.(これはペンです)
↓↓↓↓↓
It is not a pen.(これはペンではありません)
be動詞現在形の否定文は、be動詞+notで完成!
◇省略形
動詞の否定文は一般的に省略形が使われます。
I am not ⇒ I’m not
You are not ⇒ You aren’t
We are not ⇒ We aren’t
He/She is not ⇒ He/She isn’t
do not ⇒ don’t
does not ⇒ doesn’t
などです。
また、
Not all~(全部が~というワケではない)
None of~(誰も~ない)
Neither・・・nor~(・・・も~も××しない)
など、否定の文はまだまだバリエーションがありますが、これは実践編でやりますので
基礎編では基本中の基本だけ覚えておけばOKです。
いろいろ一気に詰め込むと混乱しますので、今はこれだけ覚えてください!